キャラクターたちとの思い出がよみがえる山小屋
幕をくぐると、そこは山小屋を再現したスペース。
TRPG版で狂気山脈への登頂に向けたブリーフィングが行われたテーブルやホワイトボードのほか、実際の登山で使うウェアや登山道具などが展示されています。
また、このスペースにはTRPG版で活躍するNPCたちの等身大パネルも。「ケヴィン・キングストン」「コージー・オスコー」「穂高梓」は、配信でTRPG版を見たり、実際にプレイした人たちにとっては思い出深いキャラクターではないでしょうか。
かく言う私もコージー・オスコーと一緒に写真を撮ってもらいました。
ブリーフィングのテーブルへと意味深な視線を向けるように展示されていたのは、舞台「狂気山脈単独登頂」にて、主演である驚天動地倶楽部の小ka栗ショーンさんが着用していた衣装。
小ka栗ショーンさんが演じたのは、TRPG版の登山チームに選ばれなかった登山家。大きなコンプレックスを抱える彼がどんな思いでその場所を見ていたのか、思いを馳せるのもいいかもしれません。
あの日見た山の景色を見よう
次は、広い空間にて、大きな液晶に映された狂気山脈を定点で見ることができる「だけ」のスペース。
展覧会に行く皆さん。ぜひ、ここでは一度立ち止まって景色を見てみてください。
山の景色は移ろいやすく、昼から夜になり、星空がでて、次第に朝焼けになっていく……。
じっと見ていると、天候が変わったり、稀に山での「アクシデント」が見られるかもしれません。
「狂気山脈」シリーズをプレイした方であれば、この景色の中に、自分がプレイしたときの様々な思い出を見ることができることでしょう。
筆者も、「あの時、同じ景色を見た」「このアクシデントの時は大変だったな~!」というプレイ時の記憶がありありと蘇ってきました。
そして、ぜひ、目だけではく、耳も澄ましてみてください。もしかしたら、山からの“呼び声”が聞こえるかも?
まさに狂気山脈を体験できる展示になっていました。
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