まいじょうおうたろう
小説家、脚本家。福井県南条郡今庄町(現・南越前町)出身。映画・ドラマ・アニメ・ゲームなどの映像作品を企画・制作・販売するユニット「REALCOFFEE」に所属。
2001 年『煙か土か食い物 Smoke, Soil or Sacrifices』でメフィスト賞を受賞しデビュー。 2003年『阿修羅ガール』で三島由紀夫賞を受賞。
学歴・職歴は非公表の覆面作家であり、三島由紀夫賞の授賞式にも欠席した。
漫画『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作や、実写特撮作品『巨神兵東京に現る』の言語を手掛けるなど、その活動は多岐に及ぶ。
ミステリやSFなどの要素をスリップストリーム的に盛り込んだ物語、異様な超現実と卑近な日常の錯綜するディテール、独特のスピード感とリズムを持った口語文体を特徴とする。
主に出身地の「福井県」を舞台にすることが多く、方言や地方性といった根幹から、スリップストリーム的に人物再登場などの文学技法を再解釈した点も含めて、中上健次の「紀州」や阿部和重の「神町」のように「福井」に根付いた物語群を構築している。他に東京都調布市もいくつかの作品の舞台になっている。
また、自身で書籍のデザインや挿画を手がけることも多い。
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